・ 当スタジオの発表会は1年半~2年ごとに行います。(松伏町文化祭は毎年出演)
・ 過去の演目「バレエコンサート」(小品集)「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」 「コッペリア」「ビバルディより四季」
・ 会場は三郷市文化会館又は越谷サンシティホール・春日部文化会館です。
・ 発表会は全員参加です。一人2曲以上(2役以上)踊ります。
・ 振り付けが始まってからの出演辞退は発表会費全額をお支払い頂きます。
バレエ教室における発表会の位置付けは 日頃の練習の成果を表現する大切な場所だと考えています。
一つ一つ積み重ねてきた技術と気持ちを 自分を支えてくれた方々へ見ていただく、まさに「発表」の場所です。
本来クラシックバレエはお客様に見ていただくものであり 全てのレッスンはその発表会という一つの作品を作り上げるまでの過程です。
ほぼ全てのバレエ教室が発表会を行うのも バレリーナとしてダンサーとして成長するための大切なステップとなるからです。
伊藤多佳子クラシック・バレエ・クラスでは1年半~2年ごとに開催致します。
多いところでは年に1回以上の開催もするバレエ教室もありますが 発表会の直前には、発表会用の特別なレッスンがあり、 あまり頻繁に行ってしまうと大切な基礎練習に支障がでる恐れがあるので 1年半~2年ごとの開催とさせていただきました。
次に伊藤多佳子クラシック・バレエ・クラスが考える発表会の意味についてお伝え致します。
これをお読みになられている方には意味など考えずに
「かわいい衣装を着てる子どもが見てみたい」
「記念写真を撮るのが楽しみ」
「練習の成果が見てみたい」
そんな温かい気持ちだけで、いつかお子さまが感謝の気持ちを持ってくれるはずです。
しかし、指導する我々スタッフの考える「発表会」の意味は別のところにあります。
それこそが発表会の持つ特殊な構成にあり、最も重要と考えている部分です。
発表会では出演しているダンサーのみが、お客様の前で光輝いて見えますが、 そこには舞台監督をはじめ音響・照明・衣裳など 大勢のスタッフがプロの仕事をして私達ダンサーを支えて下さいます。
そして何よりも日々私達を応援し協力して下さる保護者の皆様がいます。
この総合芸術である華やかな発表会も 多くの人たちと、膨大な時間の上に立ってはじめて実現する物です。
ステージの上で華やかな衣装を着て笑顔を見せられるのも 毎月のレッスンに通うことができるのも 保護者の皆様をはじめ、多くの人たちの支えがあってこその一瞬です。
まだまだ小さなバレリーナたちにはその意味は気付いてもらえないかもしれません。
しかし、年齢を重ね、振り返った時に
ひたむきに頑張った自分、
支えてくれた家族、
その一瞬を輝かせるために動いてくれたスタッフ、
そういった多くの人の支えの上に自分が立っていることに気付いてくれるはずです。
そして、それを当たり前と思わず
いつか自分も人の支えとなるべき日がくると自覚してくれたら 指導する人間としてこんなに嬉しいことはありません。
前述した「発表会の持つ特殊な構成」とは、このような発表会の仕組みはこの年齢のお子さまが、この時期にまず経験することのない特殊なものという意味です。
だからこそクラシックバレエを経験した人に「品格」が備わり美しく見えるのだと私は考えます。
「感謝」「思いやり」「自信」 この3つを経験し、自分に蓄積し、
人が一瞬では身につけることのできない「品格」という大切なものに変えてください。
そして、いつか社会に出たとき「クラシックバレエを経験した」という自信が必ず自分を助けてくれると信じています。
伊藤多佳子クラシック・バレエ・クラスはこういった考え方の中で毎日のレッスンに取り組んでいます。




















